たかしが征く

ゲームやガジェットに関する様々な疑問を調査員たかしが体を張ってお伝えします。

マインクラフト・脱初心者講座~コマンドブロックでTNTキャノンを作る パート2~

 

 

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こんにちは、たかしです。

 

引き続きコマンドブロックでTNTキャノン、作っていきたいと思います!前回を見ていない方はこちらから。

 

somaz.hatenablog.com

 

試作機完成

前回から色々と試行錯誤して、ようやく試作1号機が完成しました。
それがこちら。

 

試作1号機全景

 

構造はざっとこんな感じでございます。

 

手前が砲身
奥が装填装置

 

コマブロ使ってないやつとあんまり変わらなくない?というツッコミはさておき、、、

 

発射風景はこちら。なにぶん試作機ゆえ、デザイン性の欠片もないですが
ご容赦ください。

でも「試作機」てだけでちょっと心惹かれるでしょ。

 

発射風景
ゴマ粒みたいのが飛んでくのがわかる

 

飛距離はだいたい450マスほど。結構飛んだ方じゃないですか?

 

描画距離最大でギリ見えるくらい

 

前回お見せしたディスペンサー式の飛距離はだいたい100マス前後ですので、機能向上と言えましょう。

作り方

さて、使った素材はこちら。前回言ったのと少し変わってるけど許して、、、

 

左からコマンドブロック、岩盤、ハーフブロック、水、トラップドア
リピーター、レッドストーン
砲身を正面から

・岩盤
 砲身の素材。対爆素材なら何でもいいけど、岩盤は安心感が違う。

 

・水
 装薬を押し流す 兼 弾頭に爆風をお届け

 

・トラップドア
 弾薬の位置を若干上げます。よく飛ぶ

 

・コマンドブロック(インパルス・チェーン)
 紹介するコマンドは後述。装填装置に使用します。

 

・他レッドストーン装置各種
 コマンドブロック起動用。とりあえずレッドストーンとスイッチ系があれ    
 ばOK。

 

それぞれのブロックの配置はこんな感じ。黄色い羊毛は目安のために設置。本来は岩盤おいてます。

 

左側の羊毛に弾薬、右側の羊毛に装薬が召喚されます

 

黄色い羊毛の場所にTNTが召喚されるイメージです。

発射口にトラップドアを配置するのは遠くに飛ばすためです。ハーフブロックでもいいけど、試験した感じだとトラップドアの方が遠くへ飛びます。

弾薬・装薬の準備

使ったコマンドは前回紹介した通り、「summonコマンド」のみ。

 

summon minecraft:tnt X Y Z {Fuse:XX}  X,Y,Zは座標、XXには任意の値

構文については前回解説したのでパス。読んでない方はこちらからご覧ください。

 

somaz.hatenablog.com

 

装薬部分

コマンドブロックの配置

 

装薬(弾薬を飛ばすためのTNT)の召喚分が左の赤枠のコマンドブロックです。

 

##装薬用意
summon minecraft:tnt <砲身内部の座標> {Fuse:80}

 

ポイントは指定する座標に砲身内を設定しているところ。

 

赤枠部分の座標を指定します

 

ここに着火状態のTNTを召喚することで、装薬の準備完了です。コマンドブロックの数を増やせばその分装薬も増えます。

ちなみに現状だと合計36個のTNTが召喚されます。

 

一番下のインパルスで信号を受け取り
そのまま上のチェーンでコマンドを実行する

弾薬部分

コマンドブロックの配置

 

続いて弾薬部分の配置。上の青枠部分でございます。

 

##弾薬用意
summon minecraft:tnt <砲身内先端の座標> {Fuse:80}

入力するコマンドは同じですが、指定座標は下の図の通り砲身の先端部分です。

 

黄色い羊毛の1マス手前側の座標を指定

 

そしてここで重要なポイント。
信号を送るタイミングを装薬爆発ギリギリまで遅らせます。

装薬と弾薬を同じタイミングでもいいんですが、、、それだと少し飛距離が落ちます。

しっかりと検証したわけではないですが、おそらく弾薬が召喚後に砲身底に「置かれる」ことが原因。

 

なので、ちょっと浮いた状態で飛ばせばいいんでないの?と思いつきました。

召喚位置は砲身の底から1マス上にあるのにお気づきでしょうか?
召喚されたTNT「1マス落下 → 発射」という流れをたどるわけです。

 

分かるかな?

つまり装薬を召喚してから爆発する4秒ギリギリを狙って、弾薬を召喚してやれば落下しきる前に飛ばすことが可能…!(間違ってたらゴメン。でも検証ではこうなったし!)

リピーターの使い道

ということでレッドストーンリピーターの登場です。

 

レッドストーンリピーター
信号を送る向きは矢印の方向

 

詳しくはここでは解説しませんが、この装置の機能の1つに「レッドストーン信号を遅延させる」というのがあります。

 

遅延はリピーターを設置後クリックで変えられますが、最大遅延(3回クリック)で0.4秒遅らせることが出来ます。

 

リピーター遅延設定
つまみが移動しているのがわかる
遅延0= 0.1秒遅延

 

TNTの爆発は着火後4秒なので、、、0.4秒遅延のリピーター9個と0.3秒遅延のリピーター1個で3.9秒の遅延が可能になります。

 

これを設置したのが下の図。

 

こんな感じ

これで装薬の爆発寸前に弾薬を用意することが出来ます。あったま良い~

まとめ

いかがでしょうか。ここまでコマンドブロックを使ったTNTキャノンの作り方を解説してきました。

 

大きく分けると
1)砲身の設置
2)装填装置(コマンドブロック)の準備
の段階に分かれます。

 

この装填装置、今の設計だと座標指定なので砲身の位置さえ間違えなければ外見を自由に飾ることが出来ます!

 

あぁ夢のよう。あなただけのキャノン砲が作れます。

こんな見た目とはおさらば

まぁディスペンサー式でもやろうと思えば見た目を整えることは出来ますけどね。場所をちょっと取りすぎかな。

 

あと前回「TNTロッコ」使うとか言ってたのに使ってねーじゃん!と思った方。

 

すみません。TNTロッコの利点は重ねて設置することで爆発の威力を増すことが出来るところなんですが、、、これについてはちょっと試行錯誤中でございます。

 

開発部の力不足ですぜぇ。(勉強不足、とも)不徳の致すところでございます。

とりあえずは上の試作機で我慢していただいて。

 

次回は機能向上(できたらトロッコ砲も)を図っていきたいと思います!お楽しみに!