どーもたかしです!
今回はコマンドブロックの解説していなかった最後の機能、
「『動力』の有無」について解説していきたいと思います!
前回の記事 ー複数コマンドを条件を付けて実行する
初回の記事 ーコマンドブロックとは?
「動力が必要」と「常時実行」
おなじみ、まずはコマンド設定画面を開きましょう。
左二つは前回、前々回と解説してきました。
今回は三つ目のボタンについて、解説していきます。コマンドブロックの三つ目のボタンをご覧ください。
このボタンでは「動力の有無」「常時実行」の切り替えができます。
動力の有無とはそのままの意味で、コマンドの実行に動力が必要かどうか。
「動力が必要」モードだと、レッドストーン装置で動力を送ることでコマンドが実行されます。
「常時実行」モードにすると、コマンドを入力して完了ボタンを押した瞬間、動力なしで実行されます。
「常時実行」モードの挙動
「え、動力って絶対必要なんじゃ?」と思った方、基本的にはその認識で間違いないです。
しかし!「常時実行」モードが必要なコマンドブロックもあるのです!
それが前回に引き続いて「チェーンブロック」です。
前回までの記事ではおそらくチェーンも「動力が必要」に設定していたかと思いますが、、本来、チェーンブロックは「常時実行」モードで使うべき。
…ええ、別に秘密にしてたわけでもないし、説明を忘れていたわけでもないです。ホントに。
前回までの例では使用していたコマンドブロックが2つ以下だったので、起動できていました。
ただ、レッドストーン動力は3マス以上伝わりません。
つまり、コマンドブロックを3マス以上接続して使いたい場合は「常時実行」モードにしなくてはならないのです。
実行例
試しに実行してみましょう。
使うのはこれまで使ってきたコマンド3種。
summon minecraft:sheep ~ ~ ~
weather rain
time set day
実行順は下から「時間を夜にする」>「天候を雨にする」>「羊を召喚する」になります。
こちらを実行すると、、、
無事実行できました!
ちなみに全ブロックの初期値はこちら
インパルスブロック
初期値:「動力が必要」
基本的に「動力を送る >> コマンドが実行される」という挙動を示す。
「常時実行」にすると、完了ボタンを押した一瞬だけ実行されます。
リピートブロック
初期値:「動力が必要」
常時実行でも起動しますが、その場合は秒間20回という速さでコマンドが繰り返し実行されます。
動力ありの場合は供給源を絶ってやれば止まりますが、常時実行の場合はコマンドブロックにアクセスして中身を変更するか、ブロック自体を破壊するまで止まりません。負荷が高いので必要なとき以外は使わない方が吉。
チェーンブロック
初期値:「常時実行」
唯一初期値が「常時実行」のブロックです。
「動力が必要」状態だとレッドストーン動力が伝わる範囲のブロックしか作動しません。(詳細は上の解説見てね)
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はコマンドブロックの「動力の有無」について解説しました!簡単にまとめると以下のようになります。
・「動力が必要」モードではコマンドの実行にレッドストーン動力が必要。
・「常時実行」モードでは入力された瞬間のみコマンドを実行する。
・チェーンブロックとリピートブロックで機能する。
4回にわたるコマンドブロックの基本的な動作の紹介、少しくどい部分もあったかと思いますが、機能紹介はこれで終了です。
次回からは個々のコマンドの紹介や、実際にコマンドブロックを使っていろいろと作成していきたいと思います!
乞うご期待。